2009年04月13日
照明の選び方
久々のブログです。
先週は物理的に時間がなかったので、こっちにまで手が回りませんでした。
と、言うわけで水作って濾過システム立ち上げてという話をしました。
今日は照明のお話です。
水槽用の照明には色んなものがあります。
蛍光灯や
メタハラ(メタルハライドランプの略称)、
最近ではLEDも多く出ています。
種類もたくさんあって、迷うところです。
照明を選ぶにあたって大切なことは、
「水槽内で何を飼うか」ということです。
魚だけなら大して光量は要りませんが、サンゴを買うならそこそこ光量が必要になってきます。
何を飼うかによってどんな照明が必要かが決まってきます。
蛍光灯は一番一般的なので、安価なものが多数出ています。
インバーター方式のものですと電気代も抑えられます。
ただし、光量を確保しようと思うとある程度の本数が必要なので、水槽の上部がすべて蛍光灯で隠れてしまうこともあります。
蛍光灯の寿命はだいたい1~3年ぐらいでしょう。
メタハラは一番太陽光に近いといわれています。
光量も強いので、強い光が必要なミドリイシなどのSPSや、ハタゴイソギンチャクなどの飼育には欠かせません。
しかしなんてったって高い!
球の寿命も半年から一年と短いですし、電気代も喰います。(一灯150Wとか250W)
コストパフォーマンスは悪いです。
しかしあの光量は魅力です。
LEDは最近色々と出てきています。
省エネで長寿命。まさにこれからの時代の照明器具です。
しかしまだまだ高いです。一灯あたりではメタハラの1/2~1/3ぐらいですが、
一灯では全然足りないので結局たくさんつけなければいけないのでコスト高です。
しかし球の寿命が13年ぐらい持つし電気代が安いのが魅力的です。
これらの特徴と飼育する生体にあわせて選びましょう。
そして照明が必要なのは人間が鑑賞しやすくするためではありません。
中に居る生体の生理機能を正常に働かせるためです。
サンゴやイソギンチャクは光合成もしなければいけません。
生物なので体のリズムがあります。
朝起きて夜寝る。というリズムです。
#サンゴやイソギンチャクが寝るのかという話はここでは置いておきましょう。
このサイクルを水槽内にも再現してあげないといけません。
だから照明の点灯時間はなるべく日照時間に合わせます。
仕事の都合で、昼間誰もいないので、昼間は消していて夜に点灯。
というのも点灯時間が8時間程度なら問題ありませんが、昼間は必ず外の光が水槽内に入らないように
遮断する必要があります。
このバランスが崩れると魚やサンゴは調子を崩して、そしてそのうち☆に・・・。
ということになります。
そしてもう一つ。
光合成の問題です。
サンゴやイソギンチャクの中には体内に褐虫藻という藻を飼っています。
この藻が日光で光合成をして作り出した栄養素を栄養源にしています。
この類のサンゴやイソギンは光合成ができなければ☆に・・・。
だから光が必要なのです。
それから光を必要としているのは、海藻類です。
いわゆる「苔」と呼ばれる厄介者です。
苔そのものはとてもよい存在で、水中のリン酸やケイ酸、硝酸塩を吸収してくれるので
水質浄化に役立ちます。
しかしなにぶん、見た目が悪い!
水槽のガラス面が苔だらけだと、あまりにも見た目が汚い!
そんなわけで苔の増殖が進み過ぎないように照明の当てすぎはやめましょう。
水槽の照明用にタイマーも出ています。
そういうものを使って照明の点灯時間は8時間ぐらい(多くても10時間)を保ちましょう。
先週は物理的に時間がなかったので、こっちにまで手が回りませんでした。
と、言うわけで水作って濾過システム立ち上げてという話をしました。
今日は照明のお話です。
水槽用の照明には色んなものがあります。
蛍光灯や
メタハラ(メタルハライドランプの略称)、
最近ではLEDも多く出ています。
種類もたくさんあって、迷うところです。
照明を選ぶにあたって大切なことは、
「水槽内で何を飼うか」ということです。
魚だけなら大して光量は要りませんが、サンゴを買うならそこそこ光量が必要になってきます。
何を飼うかによってどんな照明が必要かが決まってきます。
蛍光灯は一番一般的なので、安価なものが多数出ています。
インバーター方式のものですと電気代も抑えられます。
ただし、光量を確保しようと思うとある程度の本数が必要なので、水槽の上部がすべて蛍光灯で隠れてしまうこともあります。
蛍光灯の寿命はだいたい1~3年ぐらいでしょう。
メタハラは一番太陽光に近いといわれています。
光量も強いので、強い光が必要なミドリイシなどのSPSや、ハタゴイソギンチャクなどの飼育には欠かせません。
しかしなんてったって高い!
球の寿命も半年から一年と短いですし、電気代も喰います。(一灯150Wとか250W)
コストパフォーマンスは悪いです。
しかしあの光量は魅力です。
LEDは最近色々と出てきています。
省エネで長寿命。まさにこれからの時代の照明器具です。
しかしまだまだ高いです。一灯あたりではメタハラの1/2~1/3ぐらいですが、
一灯では全然足りないので結局たくさんつけなければいけないのでコスト高です。
しかし球の寿命が13年ぐらい持つし電気代が安いのが魅力的です。
これらの特徴と飼育する生体にあわせて選びましょう。
そして照明が必要なのは人間が鑑賞しやすくするためではありません。
中に居る生体の生理機能を正常に働かせるためです。
サンゴやイソギンチャクは光合成もしなければいけません。
生物なので体のリズムがあります。
朝起きて夜寝る。というリズムです。
#サンゴやイソギンチャクが寝るのかという話はここでは置いておきましょう。
このサイクルを水槽内にも再現してあげないといけません。
だから照明の点灯時間はなるべく日照時間に合わせます。
仕事の都合で、昼間誰もいないので、昼間は消していて夜に点灯。
というのも点灯時間が8時間程度なら問題ありませんが、昼間は必ず外の光が水槽内に入らないように
遮断する必要があります。
このバランスが崩れると魚やサンゴは調子を崩して、そしてそのうち☆に・・・。
ということになります。
そしてもう一つ。
光合成の問題です。
サンゴやイソギンチャクの中には体内に褐虫藻という藻を飼っています。
この藻が日光で光合成をして作り出した栄養素を栄養源にしています。
この類のサンゴやイソギンは光合成ができなければ☆に・・・。
だから光が必要なのです。
それから光を必要としているのは、海藻類です。
いわゆる「苔」と呼ばれる厄介者です。
苔そのものはとてもよい存在で、水中のリン酸やケイ酸、硝酸塩を吸収してくれるので
水質浄化に役立ちます。
しかしなにぶん、見た目が悪い!
水槽のガラス面が苔だらけだと、あまりにも見た目が汚い!
そんなわけで苔の増殖が進み過ぎないように照明の当てすぎはやめましょう。
水槽の照明用にタイマーも出ています。
そういうものを使って照明の点灯時間は8時間ぐらい(多くても10時間)を保ちましょう。
Posted by ちょんまる at 19:12│Comments(0)
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