京つう

ペット  |洛中

新規登録ログインヘルプ


QRコード
QRCODE
インフォメーション
【京つうからのお知らせ】
アクセスカウンタ
読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 0人
プロフィール
ちょんまる
ちょんまる
海水魚を飼育し始めて一年半。数々のドラマが水槽内で繰り広げられてきました。難しいけど楽しい海水魚飼育の世界を楽しんでいただければ幸いに存じます。
なおブログに記載しています飼育環境や条件は私の経験上のものですので鵜呑みにしないようにお願いします(^-^;

2009年04月03日

水ができるまで

水ができるまで

マリンアクアリストの世界で「水ができる」というと

「海水魚が飼育できる海水になった」ということを意味します。

つまりバクテリアも繁殖し濾過サイクルが立ち上がった状態のことです。


そのためにはどうするか。


水のつくりかた」で書いたように海水を作るだけではだめなんです。

そこにバクテリアを繁殖させないといけません。


一般的な方法は、

①まず水槽に海水を入れます。

②底砂を敷きます。
#海水の中に砂を入れると砂が水中を舞いますので、落ち着くまで待ちます。

③ヒーターなどをセットします。

④濾過器に濾材を入れて水槽にセットします。

⑤濾過器の電源を入れます。

⑥水槽の水の温度が設定温度になったら、バクテリアの元を水槽の中に規定量入れます。

⑦できればライブロックなどを入れます。

⑧そしてこのまま何日も何日も回し続けます。


バクテリアが濾過器の濾材やライブロック、底砂などに繁殖します。

大体早くて2~3週間はかかります。


ライブロックがあると早く立ち上がります。

また底砂にもライブサンドを使うと立ち上がりは早いです。

#ライブロック、ライブサンドはすでにバクテリアが繁殖している石や砂のことです。




ここで初めて濾過サイクルができあがり魚を入れることができます。

濾過サイクルについてはまた詳しくお話させていただきますが、

つまり汚れた水をある程度まで浄化するサイクルです。


バクテリアが繁殖していないと、お魚さんたちの糞尿や残餌などからでるアンモニアなどが分解されません。

そのアンモニアを、ある程度無害な硝酸塩にまで分解するのが硝化バクテリアの働きです。



そのバクテリアの繁殖を待つためにずーっと何も居ない水槽を1ヶ月ほど眺めないといけないんですねー。



でもその硝化バクテリアは硝酸塩にまでしか分解できません。

硝酸塩はある程度無害ですが、これも溜まりすぎると良くありませんので、外の出さないといけません。


そのときにするのが「水換え」といわれるものです。

水槽内の古い海水を捨てて新しく作った海水を入れるわけです。

この作業が必要になってきます。


同じカテゴリー(飼育)の記事画像
オーバーフロー水槽
苔対策:②生えてきたものを取り除く
苔対策:はじめに
照明の選び方
水のつくりかた
水槽立ち上げ
同じカテゴリー(飼育)の記事
 オーバーフロー水槽 (2009-06-13 10:18)
 苔対策:②生えてきたものを取り除く (2009-05-21 20:45)
 苔対策:①発生源を断つ (2009-05-18 15:52)
 苔対策:はじめに (2009-05-17 19:51)
 照明の選び方 (2009-04-13 19:12)
 濾過システム(高度編) (2009-04-04 11:43)

Posted by ちょんまる at 21:49│Comments(0)飼育
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。