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ちょんまる
ちょんまる
海水魚を飼育し始めて一年半。数々のドラマが水槽内で繰り広げられてきました。難しいけど楽しい海水魚飼育の世界を楽しんでいただければ幸いに存じます。
なおブログに記載しています飼育環境や条件は私の経験上のものですので鵜呑みにしないようにお願いします(^-^;

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Posted by 京つう運営事務局 at

2009年06月13日

オーバーフロー水槽

水槽のお話を少し。


水槽にも色々と種類があります。

海水魚を飼育する上で一番憧れなのが「オーバーフロー水槽」というものです。

私も最初は欲しくてたまりませんでした。

でも高いんですよね~。


で海水魚飼育初めて一年半でとうとう禁断の(?)オーバーフロー水槽に手を出しました。




オーバーフロー水槽とは直訳すると「上から溢れる水槽」ということです。

システムを簡単に説明させていただきますと、


まずオーバーフロー水槽(以降OF水槽)の下には一般的に濾過槽という水槽を設置します。

この濾過槽にOF水槽から溢れた水が落ちます。

濾過槽には濾材を入れたり、スキマーやリアクターを入れたり、リフジウムにしたり、
と、使い方は様々です。

つまりこの濾過槽で上の飼育水槽(OF水槽)の水をキレイにするということです。

きれいになった水を、ポンプでくみ上げて飼育水槽(OF水槽)に戻します。

そしてまた汚れた水が溢れて濾過槽に落ちます。


こうして水が循環して濾過サイクルができあがります。



OF水槽のメリットは

 ・飼育水槽に配管などわずらわしいものがない。
 ・濾過槽(サンプ)にヒーターや殺菌灯などを隠せる。
 ・飼育水量が稼げるので水質悪化に強い。
 ・エアレーションをしなくても酸素が取り込みやすい。
  などなど・・・。
 
逆にデメリットは
 ・高い
 ・大きい
 ・水量が多いと水換えが大変。
  などなど。


確かに60cm規格水槽+外部濾過+上部濾過よりもOF水槽の方が安定しています。

でも硝酸塩濃度は高めです。


濾材が多すぎるのかも。

消化バクテリアの量が反硝化バクテリアよりも格段に多いんでしょう。



ちなみに写真の左に移っている黒い箱は

デニトレーターといわれる箱です。


ここで何をするのか。

実は反硝化バクテリアを繁殖させて硝酸塩を分解させるのです。


このお話はまたの機会に。




っと云うわけで、

これから海水魚飼育したいというかた。

簡単に始められるのは規格水槽に上部濾過や外部濾過ですが、

本格的にしたいと思えばオーバーフローがお勧めです。


OF水槽は拡張性がありますので、

濾過システムも通常の濾剤を入れて生物濾過+換水のシステム以外にも

換水のあまり要らないナチュラルシステムやマッドシステムなどにも使えます。



うちもデニトレーター使って換水を減らしたいんですけどね・・・(^^;  


Posted by ちょんまる at 10:18Comments(0)飼育

2009年05月21日

苔対策:②生えてきたものを取り除く

続きまして、生えてしまったものはどうするか。

取り除くしかありません。


ではどうやって取り除くか!

それは

①人力で取り除く。

②他力で取り除く。

この2つです。


まず①の人力ですが、

これはいわゆる「そうじ」です。


主に水槽についているものに限りますが、
タワシやスポンジでごしごしやります。

タワシやスポンジでゴシゴシやると水槽に手を突っ込みますので
手が濡れてしまいます。

手が濡れたくない場合は、


こんなのでこそげ落とします。

また、

こんなマグネットタイプのものもあります。


こんなのでゴシゴシやりましょう。


ちなみに底砂などについているものは放っておきましょう。

底砂舞い上げると病原菌も一緒に舞い上がります。
触らぬ神にたたりなしです。



②の「他力で取り除く」ですが、

水槽の家政婦さんを雇っているなら別ですが、
ある日突然誰かが掃除してくれるなんてありえない話です。

ここで言う「他力」とは、そう「生物兵器」のことです。

つまり苔を主食にしている生物を入れて、水槽や底砂やライブロックに生える苔や藻を食べてもらおうというわけです。

これは便利です。
まさに「コビトさん」のように、夜中に(限らず)どこからともなくワラワラと出てきて
掃除してくれます。


で、有名なのは、

水槽面につく苔には

シッタカガイ

が有名です。他にもカノコガイやターボスネオイルなど色んな種類が居ます。
とても働き者です。
1日中せっせと苔を食べて回ります。

底砂につく苔や藻には

マガキガイ


ヤドカリ各種

です。

ヤドカリは底砂だけでなくライブロックにも登って仕事をしてくれます。

そのほかにも

タカラガイ

も働き者です。
ライブロックやガラス面などテリトリーは広いです。

また、藻類には

こんなサンゴモエビもいい仕事をします。



こんな働き者がたくさん居ます。

その上どれも基本的に飼育が容易で水質にも強いときてます。


これらのクリーナー部隊は水槽には欠かせません。


ただし、

あまり入れすぎると苔を取りすぎて、
食べるものがなくなって餓死しちゃいますので、

水槽の大きさや苔の生え具合によって投入量を調整してくださいね。  


Posted by ちょんまる at 20:45Comments(0)飼育

2009年05月18日

苔対策:①発生源を断つ

前回の続きです。

苔をなくすイチバンの方法は

発生源を断つ

ということです。



苔の発生減としては

①ケイ酸塩濃度
②硝酸塩濃度
③日照時間

が挙げられます。


まず①のケイ酸塩ですが、水槽内に持ち込まれるルートは主に2つです。

一つは「魚の餌」です。もう一つは「水道水」です。


魚水槽の場合、魚に給餌は必ず必要です。

その餌の中にケイ酸塩が含まれて居ます。
だから餌の与えすぎず、魚が食べきれる量だけを入れるようにしましょう。

もう一つの「水道水」ですが、海水魚水槽の場合ホトンドの方が水換えや足し水が必要になります。

その時の水を水道水を使っていると、その中に含まれてしまっています。
#濃度は地域によって異なります。

水道水のケイ酸塩を除去しようと思うとRO/DI浄水器を使うほかありません。

また換水の場合は同じ量の古い海水を捨てますのでケイ酸塩の総量はあまり変わりません。
ですが蒸発した分の足し水の場合は違います。

蒸発する際はH2Oとしてだけ蒸発していきます。
しかしのぶんを水道水で足していると、どうしてもケイ酸塩の濃度があがっていってしまいます。

この場合はケイ酸塩除去材などで除去するか、足し水だけでもRO/DI水を使うかしかありません。

海水魚ショップなどでRO水を売っている場合もあるので近くのショップに確かめてみてください。
#私が以前買っていたお店は20Lで300円ほどでした。


これでケイ酸塩を抑えることで苔の発生も抑えることができます。



2番目の原因が硝酸塩です。

硝酸塩の水槽へのルートは2つあります。

一つはケイ酸塩と同じく水道水に含まれているというものです。
この対策はケイ酸塩の場合と同じです。

そして硝酸塩に関しては一番の原因は硝化バクテリアによるものです。

これは魚の糞尿や残餌などをバクテリアが分解して最後に残ったものです。

ですから硝酸塩は入れなくてもどんどん増えていってしまいます。

これを除去するには、
①換水
②嫌気性バクテリアにより脱窒
③吸着剤
の方法があります。

イチバンのお勧めは①の換水です。
これをすることで硝酸塩の除去と同時にミネラル補給もできます。

②の嫌気性バクテリアによる分解は諸刃の剣です。
ちゃんと対策しておかないと硫化水素の発生で水槽全滅ということもありえます。

③の吸着材はケイ酸塩のところでも述べました。
しかし吸着剤で除去できるのはほんのわずかの量です。
あまりこれだけに頼るのはよろしくないです。


硝酸塩をある程度抑えることで苔の発生を抑えられると同時に、

サンゴなど(特にミドリイシなどのSPS)にもいい水質になってきます。



最後に日照時間です。

苔は光合成をして栄養分を作り繁殖していきます。
ですからまったく日が当たらないと全然生えません。

まったくライトを付けないと生体が生理バランスがとれなくなるので良くありません。

ですので実際の日照時間に合わせるのがイチバンです。

大体6~8時間ぐらいでタイマーセットしてライトつけるのがよいでしょう。



以上が発生源を断って苔の発生を抑える方法です。


ただし、ケイ酸塩やリン酸塩、硝酸塩などの栄養塩や日照時間なども
ゼロになっても色々と問題が出てくると思います。

実際ソフトコーラルなどでは硝酸塩がある程度あったほうがいいものもあります。



何事もそうですが、バランスがイチバン大事ですね。  


Posted by ちょんまる at 15:52Comments(0)飼育

2009年05月17日

苔対策:はじめに

久しぶりの更新です。
最近60cm水槽で残念な事件が起こりましたので、
生体追加を自粛しています(T-T)


というわけで今日は苔にまつわるエトセトラです。


まず淡水・海水に限らずアクアリストが必ず通る道、

それが「苔」です。

※苔の画像がなかったのでネット拾いました(^-^;

水槽の水槽面や底砂などに茶色や緑や赤の苔が生えてきます。

見た目が汚いのでやはり駆除したくなってきます。


でも苔というのは一概に悪者ではありません。



苔はなぜ生えるのでしょう。


それはその水槽が苔を必要としているからです。



つまり苔の栄養源が多くてそれを取り除くために苔が生えてくれていると考えて見ましょう。

ということは苔は水槽を綺麗にするために生えているんです。

誰にとって?


それは水槽内に居る他の生物たちです。


残念ながらその中に人間は入っていません(^^;

汚いと思うのは人間のエゴなんです。


だから放っておくのがイチバン!


と、言ってしまうと身もフタもありませんね(^^;


では本題に入ります。




苔対策としては2つの方法があります。

①苔の発生源を断つ。

②生えてきたものを取り除く。

この2つしかありません。


この2つについては後ほど詳しく述べさせていただきます。



苔は必要とされるので存在するのでそんなに邪険にしてあげないでください。

人間の価値観で「汚い」と思うのであれば、見える範囲だけ綺麗にするとかね。


でも人間だけでなくサンゴにとっても邪魔な場合もあります。

例えば覆いかぶさって生えてくると珊瑚の光合成や餌の捕食ができなくなります。


そういう意味でもある程度のレベルで落ちつかせることが大事ですね。  


Posted by ちょんまる at 19:51Comments(0)飼育

2009年04月13日

照明の選び方

久々のブログです。
先週は物理的に時間がなかったので、こっちにまで手が回りませんでした。


と、言うわけで水作って濾過システム立ち上げてという話をしました。

今日は照明のお話です。


水槽用の照明には色んなものがあります。

蛍光灯や


メタハラ(メタルハライドランプの略称)、


最近ではLEDも多く出ています。



種類もたくさんあって、迷うところです。


照明を選ぶにあたって大切なことは、

「水槽内で何を飼うか」ということです。


魚だけなら大して光量は要りませんが、サンゴを買うならそこそこ光量が必要になってきます。

何を飼うかによってどんな照明が必要かが決まってきます。


蛍光灯は一番一般的なので、安価なものが多数出ています。
インバーター方式のものですと電気代も抑えられます。
ただし、光量を確保しようと思うとある程度の本数が必要なので、水槽の上部がすべて蛍光灯で隠れてしまうこともあります。
蛍光灯の寿命はだいたい1~3年ぐらいでしょう。


メタハラは一番太陽光に近いといわれています。
光量も強いので、強い光が必要なミドリイシなどのSPSや、ハタゴイソギンチャクなどの飼育には欠かせません。
しかしなんてったって高い!
球の寿命も半年から一年と短いですし、電気代も喰います。(一灯150Wとか250W)
コストパフォーマンスは悪いです。
しかしあの光量は魅力です。


LEDは最近色々と出てきています。
省エネで長寿命。まさにこれからの時代の照明器具です。
しかしまだまだ高いです。一灯あたりではメタハラの1/2~1/3ぐらいですが、
一灯では全然足りないので結局たくさんつけなければいけないのでコスト高です。
しかし球の寿命が13年ぐらい持つし電気代が安いのが魅力的です。


これらの特徴と飼育する生体にあわせて選びましょう。



そして照明が必要なのは人間が鑑賞しやすくするためではありません。

中に居る生体の生理機能を正常に働かせるためです。
サンゴやイソギンチャクは光合成もしなければいけません。


生物なので体のリズムがあります。

朝起きて夜寝る。というリズムです。
#サンゴやイソギンチャクが寝るのかという話はここでは置いておきましょう。


このサイクルを水槽内にも再現してあげないといけません。

だから照明の点灯時間はなるべく日照時間に合わせます。


仕事の都合で、昼間誰もいないので、昼間は消していて夜に点灯。
というのも点灯時間が8時間程度なら問題ありませんが、昼間は必ず外の光が水槽内に入らないように
遮断する必要があります。


このバランスが崩れると魚やサンゴは調子を崩して、そしてそのうち☆に・・・。

ということになります。



そしてもう一つ。
光合成の問題です。

サンゴやイソギンチャクの中には体内に褐虫藻という藻を飼っています。
この藻が日光で光合成をして作り出した栄養素を栄養源にしています。

この類のサンゴやイソギンは光合成ができなければ☆に・・・。
だから光が必要なのです。


それから光を必要としているのは、海藻類です。
いわゆる「苔」と呼ばれる厄介者です。

苔そのものはとてもよい存在で、水中のリン酸やケイ酸、硝酸塩を吸収してくれるので
水質浄化に役立ちます。

しかしなにぶん、見た目が悪い!
水槽のガラス面が苔だらけだと、あまりにも見た目が汚い!

そんなわけで苔の増殖が進み過ぎないように照明の当てすぎはやめましょう。


水槽の照明用にタイマーも出ています。

そういうものを使って照明の点灯時間は8時間ぐらい(多くても10時間)を保ちましょう。  


Posted by ちょんまる at 19:12Comments(0)飼育

2009年04月04日

濾過システム(高度編)

水槽内にたまった硝酸塩を水槽から取り除くには「換水」だという話をしましたが、


しかし!

もうひとつ方法があります。


それはバクテリアを使い硝酸塩さえも分解する方法です。

硝酸塩を分解するバクテリアは、反硝化バクテリアと呼ばれます。
これらのバクテリアは水中に酸素がある場合、残餌などをアンモニアなどへ分解する働きををしますが、

無酸素状態の場合、硝酸塩→亜硝酸塩→窒素へと分解してくれます。
窒素になると自然と水槽外へ出て行きます。

しかし水槽内で無酸素の領域を作るのは困難です。
それに無酸素だと生物は生息できません。上記の硝化バクテリアも酸素がないと分解しません。

では、どうするか。
水槽内に有酸素な領域(好気層)と無酸素な領域(嫌気層)を分けてつくります。

嫌気層はつまり海水が流れない部分でないとできませんので、底砂の底の方です。
だいたい10cmぐらい必要だと思います。
つまり底砂を厚く敷くことで、底の方に嫌気層をつくる方法です。

そうすることで嫌気層に反硝化バクテリアが繁殖し、硝酸塩を窒素として水槽外へ出すことができます。

このサイクルを一般的に「還元濾過」「脱窒」などと呼びます。


ただしこの還元濾過は諸刃の剣です。
あるていどの知識がないと水槽崩壊につながりますのでご注意ください。


まず硝酸塩を窒素へと分解するわけですが、

分解過程で亜硝酸塩が大量発生する場合があります。

また、硝酸塩がなくなると、硫化水素が発生しますので、底砂をほじくり返したりすると危険です。
水槽内へ硫化水素が吐き出されると魚はバタバタと落ちていきます。

それに反硝化バクテリアの分解スピードは硝化バクテリアに比べて遅いです。
だから好気バクテリアの働きをある程度抑えないと反硝化バクテリアが分解しきれません。
そのため魚の数があまり増やせない、や嫌気層がかなりたくさん必要になります。

嫌気層を作るには水槽内に作るほかに、オーバーフロー水槽の場合、別にひとつ嫌気層用の水槽をつなぐことも可能です。(デニトレーターと呼ばれるものです。)
また海水館さまから還元濾過BOXというものも発売されています。

この還元濾過サイクルも出来上がれば、夢の「水換えなし水槽」の完成です。
#(あくまで硝酸塩の除去に関してです。ミネラル補給などの意味で換水は必要です。)



どちらにしろ還元濾過をお考えの方は自己責任でお願いしますね(^-^)



ちなにに硝化・反硝化の化学式は以下です。

 硝化
     2(NH3) + 3(O2) → 2(NO2-) + 2(H2O) + 2(H+)
     2(NO2-) + O2 → 2(NO3-)
     NH3 + 2(O2) → NO3- + H2O + H+

 反硝化
     NO3- → NO2- → NO → N2O → N2
     2(NO3-) + 2(H2) → 2(NO2-) + 2(H2O)
     2(NO2-) + 3(H2) → N2 + 2(H2O) + 2OH-
     2(NO3-) + 5(H2) → N2 + 4(H2O) + 2OH-  


Posted by ちょんまる at 11:43Comments(0)飼育

2009年04月04日

濾過システムについて

海水の濾過方法は色々とあります。

通常の規格水槽の場合は濾過器を水槽にセットします。

濾過器の種類は色々ありますが、それはまた次の機会にするとして、


いずれの濾過器も目的は濾過器内部でバクテリアを醸成することです。

そこにポンプなので水槽の水を流しこませて、
海水内の汚れた部分を物理的に濾しとったり、
有害物質をバクテリアに分解させて、そこそこ無害な状態にまでします。


ウールマットなどで埃やゴミを濾すことを「物理濾過」というのに対し、
バクテリアに分解させる濾過を「生物濾過」といいます。

この生物濾過サイクルがとても大事です。

このサイクルを簡単に説明すると、

①魚の糞尿、餌の残りをバクテリアが分解しアンモニアが発生する。

②そのアンモニアを硝化バクテリアが分解し亜硝酸塩が発生する。

③この亜硝酸塩を硝化バクテリアが分解し、硝酸塩が発生する。

という流れになります。

①と②でできるアンモニアや亜硝酸塩は毒性が強いのでできるだけゼロでないといけません。
特にサンゴやイソギンチャクを飼育する場合は清浄な水質を整えることが大事です。


③の硝酸塩は毒性は低いですが、それでも放っておくとどんどんと水槽内に蓄積されていきます。

これも溜まり過ぎるとよくありません。

サンゴを飼育する場合はできれば10ppm以下に抑えたいところです。
魚だけを飼育する場合は50ppmぐらいまでは大丈夫でしょう。(魚の種類にもよりますが・・・。)

この硝酸塩を減らすには古い海水を捨てて新しい海水を入れる、という換水が必要です。
定期的に換水を行うことで水槽内の硝酸塩を水槽外へ出すことができます。  


Posted by ちょんまる at 11:21Comments(0)飼育

2009年04月03日

水ができるまで



マリンアクアリストの世界で「水ができる」というと

「海水魚が飼育できる海水になった」ということを意味します。

つまりバクテリアも繁殖し濾過サイクルが立ち上がった状態のことです。


そのためにはどうするか。


水のつくりかた」で書いたように海水を作るだけではだめなんです。

そこにバクテリアを繁殖させないといけません。


一般的な方法は、

①まず水槽に海水を入れます。

②底砂を敷きます。
#海水の中に砂を入れると砂が水中を舞いますので、落ち着くまで待ちます。

③ヒーターなどをセットします。

④濾過器に濾材を入れて水槽にセットします。

⑤濾過器の電源を入れます。

⑥水槽の水の温度が設定温度になったら、バクテリアの元を水槽の中に規定量入れます。

⑦できればライブロックなどを入れます。

⑧そしてこのまま何日も何日も回し続けます。


バクテリアが濾過器の濾材やライブロック、底砂などに繁殖します。

大体早くて2~3週間はかかります。


ライブロックがあると早く立ち上がります。

また底砂にもライブサンドを使うと立ち上がりは早いです。

#ライブロック、ライブサンドはすでにバクテリアが繁殖している石や砂のことです。




ここで初めて濾過サイクルができあがり魚を入れることができます。

濾過サイクルについてはまた詳しくお話させていただきますが、

つまり汚れた水をある程度まで浄化するサイクルです。


バクテリアが繁殖していないと、お魚さんたちの糞尿や残餌などからでるアンモニアなどが分解されません。

そのアンモニアを、ある程度無害な硝酸塩にまで分解するのが硝化バクテリアの働きです。



そのバクテリアの繁殖を待つためにずーっと何も居ない水槽を1ヶ月ほど眺めないといけないんですねー。



でもその硝化バクテリアは硝酸塩にまでしか分解できません。

硝酸塩はある程度無害ですが、これも溜まりすぎると良くありませんので、外の出さないといけません。


そのときにするのが「水換え」といわれるものです。

水槽内の古い海水を捨てて新しく作った海水を入れるわけです。

この作業が必要になってきます。  


Posted by ちょんまる at 21:49Comments(0)飼育

2009年04月02日

水のつくりかた



海水を作るときは水に塩を入れればできあがり!


ってわけにはいきません(^-^;


「人工海水の素」というのが各社から色々でています。


その人工海水と真水をまぜると海水になります。

この人工海水の素のことをアクアリストたちはよく「塩」とだけ表現します。

でもこの場合の「塩」は食塩や塩化ナトリウムのことではありませんのでご注意ください。


海水は真水に塩化ナトリウム(NaCl)が溶けているだけではありません。

その他色んなミネラル分が含まれて居ます。

カルシウムにマグネシウム、モリブデン、ストロンチウム、炭酸塩、ヨウ素にカリウムなどなど。


それらのミネラル分も含んで再現しているのが人工海水の素です。

各ミネラル分の配合の割合によって、サンゴ飼育に適していたり、魚だけ用であったりと色々です。



この「塩」に「真水」を加えるわけですが、「真水」は一般家庭ではあまりないですよね。

そこで水道水を使うわけですが、水道水には塩素(カルキ)が含まれて居ます。
この塩素は魚やサンゴにはかなりきつい毒になりますので、除かないといけません。

塩素を除くには「カルキ抜き」といわれる薬品がありますのでこれを規定量投与するか、
丸一日以上汲み置きしておくかになります。
#他にも色々とカルキを抜く方法はあります。


そうやってカルキを抜いた「水」に、「塩」を加えて海水を作るわけです。


その際にどれぐらいの「水」にどれくらいの「塩」を加えるか・・・。

大概の人工海水には「何リットルあたり何グラムを入れてください」的な
ことは書いてあります。

でも水温や気温によって変わってきますので、難しいところです。


ではどうするか?


まずはバケツにカルキ抜きした「水」を入れます。


水槽用のヒーターを入れて飼育水の温度に設定します。(大体24~26度)


水温が落ち着いたら「塩」を入れます。

#人工海水の種類によってはカルキ抜き剤が含有されているものもあります。
#その場合は水道水に直接入れても大丈夫です。

最初は大体のグラム数を計って入れますが、慣れてくるとだいたいわかってきます。

そして最終的に調整するのが、「比重」です

比重は比重計ではかります。



海水の比重はだいたい1.020~1.023ぐらいです。
このブログのタイトルです。

これであわせていきます。

比重が1.023より低ければ、もうちょっと「塩」を足す。
比重が1.023より高ければ、もうちょっと「水」を足す。


これで比重が合えばOKです。


なお念のため1~2時間置いておいて「比重」が安定してから計りなおしましょう。



これで一応海水ができます。

でもここにはまだバクテリアは居ません。

ここにバクテリアを繁殖させないと「水ができた」tごは言わないんですね。

遠いですね(^-^;  


Posted by ちょんまる at 19:40Comments(0)飼育

2009年04月01日

水槽立ち上げ




海水魚をこれから飼いたい人のために、
水槽の立ち上げ方法を記載しておきます。


海水魚水槽の場合、濾過システムが重要になってきます。

つまり汚れた海水をきれいにするシステムです。


海水は、魚の糞尿や餌の食べ残しなどで、海水が汚れていきます。

それらを分解するのがバクテリアです。


つまり水槽内にバクテリアが繁殖していないと濾過システムが機能しません。

いくら濾過フィルターをつけてもそこにバクテリアが繁殖していないとだめなんです。


バクテリアが十分に繁殖して濾過システムが機能するようになった状態のことを

「水槽が立ちあがった」「水ができた」とアクアリストたちは表現します。


その「立ち上がる」までに最低でも2~3週間かかります。

完全に「立ち上がる」までは一年ぐらいかかるとも言われています。


立ち上がるまでは魚を入れると危険です。

有害物質が分解しきれずに魚が死んでしまうからです。


多くの初心者アクアリストが失敗するのがここです。


ペットショップなどで海水魚をみて飼いたくなって、その場で買って帰るとホボ失敗します。

親切なお店だと、初心者にその日に魚や生体は売りません。

ほぼ100%死んでしまうからです。



海水魚飼育の鉄則①

「水ができるまでは生体は入れない」  


Posted by ちょんまる at 19:09Comments(0)飼育

2009年03月07日

ライブロック



水槽内に入れておく石です。
入れてあるだけでなんか海の中のような雰囲気になります。


でも効果はそれだけではありません。

石といってもただの石ではなく元はサンゴの死骸などで内部は多孔質になっています。
その中にいろんな生物が住み着いています。

その生物が海水のろ過に役立ちます。



海水水槽の場合は一番気を使わないといけないのが海水のろ過です。

水槽は海水魚の糞尿や餌の残りなどで段々と海水が汚れていきます。
汚れた海水を浄化しないといけません。


その一助となるのがライブロックです。

ライブロックに住み着いたいろんな生物、バクテリアなどが有害物質をそこそこ無害ま物質に換えてくれるわけです。
#濾過についての詳細はまたの機会に。


ただし住み着いているのは濾過生物だけではありません。

たまに有害な生物が付着しているものもありますので注意が必要です。



ライブロックは色や形、大きさは色々です。
値段もピンキリです。

写真は沖縄のお店から取り寄せたライブロックです。
2ヶ月ほど待ちました。

程よく石灰藻もついていてイイ感じです(^-^)

ライブロックは質の悪いものを入れてしまうと取り返しがつかなくなります。
そこそこ値段が高くても信頼できるお店から良い質のものを買うに限ります。


そう考えるとホント海水魚飼育は何かとお金が掛かります(^-^;  


Posted by ちょんまる at 14:43Comments(0)飼育